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東京地裁が17日発売の週刊文春の出版を禁止する仮処分命令を出した問題で、JR東日本管内のキヨスクを経営する「東日本キヨスク」(東京都)は同日午前8時半ごろ、全約1300店舗に、店頭に置かれた6万4000部の撤去を指示した。総務課は「法律的に販売できるかどうか検討する時間もなく、ばたばたと撤去を決めた。個人のプライバシーをおかすものを、商品として売ることに疑問を感じたからだ」と話す。
「東海キヨスク」(名古屋市)、JR北海道、西日本、四国、九州もキヨスクからの撤去を決めた。
営団地下鉄も午前9時過ぎ、売店、コンビニ計210店に販売停止を指示した。店頭に並べた約1万6000部のうち約1万1000部はすでに売れていた。東京都営地下鉄も撤去を始めた。
全国に1万を超える店舗を持つセブン−イレブン・ジャパン広報室は「文芸春秋に対する仮処分であり、回収は盛り込まれていないので販売を継続する」と説明。ローソン、ファミリーマートも撤去はしていないという。
取り次ぎ大手の日販(東京都)は17日午前の段階では流通を止めていない。「文春から正式に連絡があれば対応を協議する」(広報課)という。(03/17 12:16)