2004年03月16日(火) 07時00分
米HPがリナックス採用、パソコン2−3割安く(日経新聞)
パソコン世界最大手の米ヒューレット・パッカード(HP)は6月、基本ソフト(OS)に「リナックス」を採用したパソコンを日本、中国などアジア12カ国で一斉に発売する。大手が米マイクロソフトの「ウィンドウズ」以外のOSを本格採用するのは初めて。販売価格は「ウィンドウズ」使用機より2、3割程度安くなるとみられる。日本メーカーの追随は必至で、パソコンの低価格化が一段と進みそうだ。
HPは6月に韓国、インドネシア、タイ、インドなどを含めたアジアの主要12カ国で、OSにリナックスだけを採用した新型のデスクトップパソコンを数機種、一斉に発売する。出荷台数は初年度から100万台規模に達する可能性もある。OSと応用ソフトは日本のソフト会社から一括調達する計画で、応用ソフトには表計算やワープロなど事務用ソフト一式が含まれる。(07:00)
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20040316AT1D1506C15032004.html