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弁護士資格がないのに、報酬をもらって自己破産書類の作成などをしたとして神奈川県警捜査４課などは１５日、横浜市金沢区の右翼団体代表後藤祐三容疑者（５３）ら３人を弁護士法違反の疑いで逮捕した。
他に逮捕されたのは同区の後藤さゆり容疑者（４６）と同県鎌倉市七里ガ浜東２丁目の木下美智子容疑者（４６）。
調べでは、３人は弁護士資格がないのに、昨年８月下旬から同１１月下旬にかけ、横浜市港南区内の事務所で多重債務者の男性ら３人の破産相談業務をおこなった。自己破産申立書類を作成したり、債権者との交渉をしたりして、報酬として現金２５万から３０万円を受け取った疑い。
県警によると、後藤容疑者らは、昨年４月ごろからタウン誌に「無料相談」をうたって広告を出し、多重債務者を募集。同課は、ほかに数十人の自己破産手続きや、債務者の資産隠しにもかかわったりした可能性もあるとみて調べている。
(03/16 08:28)