2004年03月12日(金) 19時51分
<NPO>幹部逮捕などで5法人を初の認証取り消し 内閣府(毎日新聞)
内閣府は12日、幹部が逮捕・起訴されたり、必要な書類を提出していなかった特定非営利活動法人(NPO法人)計5法人の設立認証を取り消したと発表した。認証取り消しは、98年12月の特定非営利活動促進法(NPO法)施行以来初めて。
認証が取り消されたのは▽幹部らが恐喝容疑などで逮捕された「消費者問題研究会」(東京都中央区)▽無許可で汚水を投棄した疑いで幹部が逮捕された「福岡浄化槽自主管理協会」(福岡県福間町)のほか、事業計画書を3年以上提出していなかった▽「日本バングラデシュ文化経済振興センター」(東京都港区)▽全国福祉ゲートボール連合会(同練馬区)▽公害防止全国協議会(同新宿区)。
内閣府は昨年12月、この5法人を含む計6法人に対して認証取り消しに向けた聴聞実施を通知したが、「ロボット技術を活かす会」(京都市下京区)は実施前に解散届を提出した。
【若島正浩】(毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040313-00000040-mai-soci