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調べでは、恩田容疑者は、自身が名義人となって仕入れたプリペイド式携帯電話を自分名義のまま主に数十−数百台単位で販売。これまでに数百万円の利益を得たとみられる。
これらの携帯電話は暴力団や外国人らの裏ルートで全国に出回ったとみられ、捜査二課の調べで犯罪に使われていることが判明。三重県伊賀地方の男性や滋賀県内の女性が被害に遭ったおれおれ詐欺事件でも、恩田容疑者名義の携帯電話が連絡先として被害者に伝えられていた。ほかにも強盗や覚せい剤の密売、出会い系サイト絡みなど全国の事件で次々と使用が確認され、各都道府県警が関心を寄せている。恩田容疑者は六十以上の銀行口座を各二万円で買い受け、倍近い価格で売りさばいたとして二月二十五日、盗品等有償譲り受け容疑で逮捕された。転売を重ね、身元が分かりづらい銀行口座やプリペイド式携帯電話は近年、犯罪に多用されており、恩田容疑者はこうした犯罪事情に便乗、利ざやを稼いでいたとみられる。
http://www.chunichi.co.jp/00/sya/20040312/mng_____sya_____006.shtml