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【熊谷市】
地元の家畜保険衛生所に8日、烏骨鶏(ウコツケイ)の飼育業者と名乗る男性から電話があった。
「うちの養鶏場で大量死しているかも…」
おっとり刀で現場に駆け付けた係員は息を飲んだ。横たわる約2700羽もの烏骨鶏の死骸(しがい)。大慌てで検査したところ、陰性と判明した。
通報の男性によると、同養鶏場は鳥インフルエンザの“流行”により急激に経営が悪化。エサ代にも窮するようになり、鶏が次々と餓死する中、先月20日に夜逃げした。だが、「立つ鳥後を…」ではないが、気になって通報したという。
【白鷹町】
町内にある「県酪農業協同組合堆肥センター」周辺で9日の夜以降、カラス約70羽の死骸が見つかった。
結果は陰性だったが、9日夕にネズミ駆除のために仕掛けた農薬入りの残飯を、カラスが食べたらしい。当夜中に毒餌はなくなり、周辺には鳥の足跡があった。
【北九州市】
市内の食肉処理業者に10日、鶏約930羽が搬入されたが、翌朝、126羽が死んでいた。こちらも陰性だった。
鶏は10羽ずつが一昼夜ケースに入れられたままだった上、気温も高かったことから、県では熱射病が死因と見ている。
なんでも“鳥”に見えてしまう国民総ロールシャッハテスト状態が続くが、それでも、トリあえずの早期通報が大事だろう。
ZAKZAK 2004/03/12