2004年03月11日(木) 02時01分
違法カジノに偽名で出入り 元国家公安委員長の白川氏(共同通信)
橋本内閣で国家公安委員長を務めた白川勝彦元衆院議員(58)が返り咲きを狙った昨年11月の衆院選を前に、警視庁に摘発された東京都内の違法カジノ店に偽名を使い客として出入りしていたことが10日、複数の元従業員の供述で分かった。
供述は調書にまとめられており、賭博開帳図利の罪に問われたカジノ店の元店長(35)=執行猶予付きの有罪判決確定=らの東京地裁公判に提出され、証拠として採用された。
白川元議員は共同通信の取材に「山本という名を使い3、4回行った。金は賭けていない。店にいること自体は問題ない」としている。
カジノ店は「渋谷Jクラブ」。警視庁が昨年10月、賭博開帳図利などの現行犯で店長や従業員、客ら計34人を逮捕、店長ら5人が起訴された。
供述したのは、当時の店長や従業員の3人。
供述によると、元議員は偽名を使い昨年春から夏にかけ店に出入り。1日に5時間ほど勝負をすることもあり、合わせて200万円ほど負けたという。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040311-00000007-kyodo-soci