2004年03月11日(木) 19時32分
食品各団体による「表示の番人」制度創設提案 地方農政局長会議で北陸農政局長/石川(毎日新聞)
農水省で10日あった地方農政局長会議で、北陸農政局の門田正昭局長は国の05年度予算編成へ向け、食品の偽装表示をチェックする業界内の取り組みを促し中小業者のチェック能力を高めるため、食品各団体による「表示の番人」(食品表示適正化推進員)制度の創設を提案した。
また、農山漁村の自然の暮らしを楽しむグリーン・ツーリズムにリピーターが期待できるビジネス性を持たせるため、体験学習型の修学旅行生を受け入れられるよう県や市町村、NPO法人などと協力する体制づくりも提案した。このほか、今年の「国際コメ年」(国連総会決議02年12月)にあわせて「北陸(福井・石川・富山・新潟)は日本一の米どころ」をアピールする「ライスランド北陸2004」キャンペーンの米消費拡大策の一環として、米粉パンの製造技術普及へ向け事業者を「米粉マイスター」に認定する制度も提言した。 【浜本年弘】(毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040311-00000005-mai-l17