2004年03月11日(木) 19時32分
<視聴率買収>日テレ元プロデューサー、争う姿勢 東京地裁(毎日新聞)
視聴率買収工作問題で、視聴率調査会社「ビデオリサーチ」(東京都中央区)が日本テレビの安藤正臣・元プロデューサー=懲戒解雇=に約9100万円の賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が11日、東京地裁(宇田川基裁判長)であった。ビデオリサーチ側は「信用が著しく傷つけられ、その回復などに多額の費用を要した」と主張し、安藤氏側は「事実関係は認めるが、損害は生じておらず、請求は棄却されるべきだ」などと争う姿勢を示した。
訴状によると、安藤元プロデューサーは、視聴率モニター18世帯を割り出し、自分が制作を担当した番組を見るよう働きかけ、謝礼として商品券を渡すなどした。【小林直】(毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040312-00000036-mai-soci