2004年03月11日(木) 20時00分
個人情報を流用、鹿児島の日通支店がDM発送(読売新聞)
日本通運の鹿児島ペリカン・アロー支店(鹿児島市)が南日本新聞社(同)から管理委託を受けた学生の個人情報を流用し、引っ越し用のダイレクトメール(DM)を発送していた。
同支店を統括する日通鹿児島支店によると、流用したのは、同新聞社主催の就職ガイダンスに登録した今春卒業予定の学生264人分のリスト。
アロー支店は新聞社広告局から、県内企業の採用計画などを掲載した企業ガイドブックの発送を請け負い、県内外1445人分の氏名、住所、電話番号のデータを広告局から電子メールで受け取り、管理していた。同支店は8日、このデータを流用し、引っ越し用のチラシを入れたDMを送った。
届け先がわからないDMがあったため、同支店の配達員が住所確認の電話を学生の自宅にかけ、電話を受けた保護者が「なぜ自宅の電話番号がわかるのか」と同支店と新聞社に問い合わせて、発覚した。
日通鹿児島支店では「関係者に多大なご迷惑をかけた。再発防止に向け、社員教育を徹底したい」と話している。(読売新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040311-00000312-yom-soci