2004年03月09日(火) 22時28分
顧客情報の流出66万人分か ジャパネットたかた(共同通信)
顧客情報の流出問題で今日2度目の記者会見をする「ジャパネットたかた」の高田明社長(中央)ら=9日午後、長崎県佐世保市
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通販大手「ジャパネットたかた」(長崎県佐世保市)の顧客情報が社外に流出した問題で、高田明社長は9日午後に再び本社で記者会見し、最悪の場合、同社が1998年当時保有していた約66万人の顧客情報すべてが流出した可能性があることを明らかにした。
テレビ、ラジオによる商品販売の自粛に加えて、インターネット上での販売も中止することを表明。顧客から注文がある場合を除き、ほぼ全面的に販売を自粛することになり、「数十億円の損害が見込まれる」(高田社長)という。
高田社長は「自粛期間は分からない。2、3カ月間の自粛もやむなし」と述べた。
今回流出が確認された顧客情報は148人分で、1994年7月から98年7月までの顧客の一部。同社は当初、148人分の名簿が同姓で、同姓の顧客リストのほぼ半数に当たることから、約66万人のリストのうち約30万人のデータが流出した可能性があると説明していた。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040309-00000261-kyodo-soci