2004年03月09日(火) 11時48分
浄水器販売業者に有罪 福岡地裁判決 「犯行大規模で悪質」(西日本新聞)
水質検査を装い「水道水が汚れている」「飲んでいるとがんになる」などとうそをつき、高齢者らに浄水器を訪問販売したとして、特定商取引法違反(不実の告知)の罪に問われた福岡市東区の浄水器販売会社「マスターライフ」(清算中)の元社長伏見英康被告(34)の判決が八日、福岡地裁であり、一木泰造裁判官は懲役二年十月、執行猶予五年、罰金百万円(求刑懲役三年、罰金百万円)を言い渡した。
同社など関連三社に対しては罰金計四百五十万円とした。
一木裁判官は「高齢者や身体障害者、一人暮らしの若者などを重点的に狙い、原価の八倍以上で売りつけて暴利をむさぼった」と指摘。「起訴事実だけでも福岡、鹿児島など四県に営業区域を拡大。総売上額は約十一億九千五百万円に上り、大規模で悪質」と述べた。(西日本新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040309-00000025-nnp-kyu