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大手牛丼4チェーンの2月の販売実績(既存店ベース)で松屋、すき家が前年同月比プラス。松屋は「豚丼」をいち早く1月末に投入し、すき家は「豚丼(並盛)280円」の低価格で集客に成功した。なか卯はマイナスだが、下げ幅は3.5%にとどまっている。
吉野家が豚ばら肉を使った「豚丼」を投入したのは、ライバル3社から1カ月以上も遅れた今月3日。「『牛丼の吉野家』という看板にこだわったのが響いた。当初、肉以外の『カレー丼』『いくら鮭丼』をポスト牛丼の主力メニューと考えていたが、伸び悩んだ」(外食業界のアナリスト)という。
「豚丼」の大幅値下げキャンペーンを始める11日は、あの「牛丼最後の日」(2月11日)のフィーバーから、ちょうど1カ月目。15日までの期間限定ながら「並盛320円」を業界最低の「250円」に下げ、すき家などのライバル3社に宣戦布告する。「キャンペーン期間中はほかの全メニューの販売を休止し、全店舗を豚丼一色にする」(吉野家幹部)
熱烈なファンのサラリーマンは「牛丼がなくなった後も、全商品を食べている。カレー丼はイマイチだったが、豚丼はうまい」と声援をおくっている。
ZAKZAK 2004/03/09