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2004年03月09日(火) 00時00分

ジャパネットたかた、数十万人情報流出か平成10年ごろに盗難!?ZAKZAK


顧客情報流出が発覚したジャパネットたかた本社=長崎県佐世保市 通販大手のジャパネットたかた(本社・長崎県佐世保市、高田明社長)の顧客データの一部が流出していたことが分かった。平成10年ごろにリストが持ち出された可能性もあり、同社は調査を進めるとともに、盗難での被害届なども検討している。

 外部に流出したデータには、氏名や性別、住所、電話番号、生年月日、年齢が記載されており、この一部を同社が照合したところ、10年7月までに登録した顧客と一致したという。

 一部報道によると、データはCDに記録され、数十万人分に上る可能性もあるという。

 同社は「リストが流出したとみられる6年前は、ラジオからテレビショッピングに移行してシステムを変更した時期にあたる。詳しい状況は調査中だが、現在は顧客データは厳重に管理している」としている。

 同社の現在のシステムでは、顧客データは本社のコンピューターで管理されており、情報を引き出せるのはシステム担当者数人だけで、部外者はサーバー室に入れないという。

 ジャパネットたかたは家電や健康機器などの通信販売を展開。テレビ・ラジオショッピングに高田社長が出演して人気を集め、15年12月期の売上高は705億円、経常利益44億8000万円と業績も急拡大している。

 顧客情報をめぐっては最近、インターネット接続大手のヤフーBBから約450万人分のデータ流出が明らかになった。

ZAKZAK 2004/03/09

http://www.zakzak.co.jp/top/t-2004_03/1t2004030902.html