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テレビショッピングなどで知られる通販大手のジャパネットたかた(高田明社長、長崎県佐世保市)の顧客名簿の一部が、外部に流出していることが9日、わかった。朝日新聞社はこのうち149人分の名簿のコピーを入手した。コピーは全顧客名簿から一部を抽出したサンプルとみられ、他に大量に流出している可能性もある。同社はコピーが顧客データであることを認めており、名簿の流出経路を内部調査する方針だ。
流出した名簿には、氏名、性別、住所、電話番号、生年月日が入っており、購入した品物などは入っていなかった。地域は北海道から九州まで全国にわたり、50音順に並んでいた。
ジャパネットたかたは、佐世保市でカメラ店として創業。86年に「株式会社たかた」を設立し、90年からラジオショッピングに進出、94年にはテレビショッピングにも乗り出した。高田社長のユニークな語り口による商品紹介が人気を集めて急成長し、93年には23億7000万円だった年間売り上げは、03年には705億円に達した。(03/09 11:29)