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農林水産省は7日、北海道標茶町で飼育され、けがで殺処分された乳牛(7歳10カ月)が牛海綿状脳症(BSE)に感染していたと発表した。国内でBSE感染牛が見つかったのは11頭目だが、これまでの10頭はすべて食肉処理される段階で見つかっていた。飼育中に死亡した牛を対象にした検査は昨年4月から始まったが、この検査でBSEが出たのは初めて。
この牛は食肉加工されないため、流通することはない。
農水省によると、標茶町で飼育されていたこの牛は3日、滑って転倒して股関節脱臼した。治療困難と判断され、4日に殺処分された後、地元の家畜保健衛生所でBSEの1次検査をしたところ、5日に陽性反応が出た。動物衛生研究所(茨城県つくば市)で確定検査をしたところ、7日、陽性反応が出てBSEと判定された。
(03/07 12:01)