2004年03月06日(土) 18時41分
米迷惑メール対策法違反で「初」提訴(ITmediaライフスタイル)
インターネットサービスプロバイダー(ISP)の米Hypertouchは3月4日、ホームインプルーブメントサイトのBobVila.comが米迷惑メール対策(CAN-SPAM)法に違反したとして、カリフォルニア州の連邦地裁に提訴した。
訴状の中でHypertouchは、BobVila.comを保有/運営しているBVWebTiesとそのパートナー企業のBlueStream MediaがHypertouchの加入者あてに、BobVila.comが配信しているニュースレターを宣伝する迷惑メールを送り付けたと主張、この行為はCAN-SPAM法違反に当たると訴えている。
Hypertouchは、BobVila.comが送信した41種類の電子メールにはユーザーをだまして内容を読ませる目的で「実質的に虚偽あるいは誤解を招くような」件名が付けられていたと述べている。
昨年12月に成立したCAN-SPAM法は、迷惑メールを送った個人や組織に対し、禁固刑を含む各種罰則を定めることで、スパム抑制の一助とする狙いがあった。しかしこれまでのところ、この法律が奏功してスパムが衰える兆しはほとんど見えていない。
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