2004年03月05日(金) 08時49分
薬剤師教育、6年制に 関連2法の改正案提出(共同通信)
医薬分業や薬害防止など、薬剤師が果たすべき役割が高まっていることを受け、薬剤師を養成する学部教育を現行の4年から6年間に延長する学校教育法と薬剤師法の改正案が5日、閣議決定を経て国会に提出された。
学校教育法改正案は薬学の課程のうち、臨床現場での実践能力をつける薬剤師養成のコースを6年間と規定。一方で、製薬会社への就職や研究者を目指す学生のため、4年制の学部も設置できるようにした。
これを受けて薬剤師法も、薬剤師国家試験の受験資格を6年制の薬学課程修了者とするよう改正する。
施行は2006年4月1日の予定。混乱を防ぐ経過措置として、施行後12年間に入学した学生は4年制卒でも、さらに修士課程の2年間と必要な実習を修了すれば、薬剤師国家試験の受験資格を認める。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040305-00000031-kyodo-soci