2004年03月05日(金) 12時57分
ソフトバンクBB、緊急対策を発表——アクセス記録は半永久的に保存など(japan.internet.com)
ソフトバンクBB株式会社 は2004年3月4日、
個人情報流出 とそれによる
恐喝未遂事件 に関し、3月末までに実施する緊急対策を発表した。
まず、情報セキュリティ管理責任者(CISO)に常務取締役の阿多親市氏を任命し、部門ごとにも責任者を任命する。社外のメンバーによる諮問委員会も
設置 している。
また、情報保護のための物理的対策として、情報システム開発業務と他の業務とを切り離し、顧客情報を扱う情報システム運用/コールセンターの業務は高セキュリティエリアで実施することにする。高セキュリティエリアへは入室制限を行い、CISO が入室許可を出すようにする。
運用面での対策では、顧客情報への常時アクセス権限を持つ人数を制限し、3名まで絞る予定。また顧客情報は他記憶媒体へコピー・印刷できないようにする。顧客情報へのアクセス記録は半永久的に保存する。
さらに、高セキュリティエリアからの添付メールの禁止、外部記憶装置の持ち込み禁止、メール監査機能の追加などを行う。
従業員向けの対策としては、派遣社員を含む従業員に個人情報保護教育を施し、また再度誓約書を結ぶ。
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