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まとめによると、今年の被害は百九十二件(既遂百十三件、未遂七十九件)。被害額は約一億四千八百万円で、すでに昨年の約一億九千万円を三月中にも超える勢い。平均被害額は昨年の百六万円から、百三十一万円に増えている。
手口の悪質化、被害者の低年齢化も進行。息子、娘役が電話口で泣きじゃくり、「振り込みがなければ、息子を売り飛ばす」「外国で働かせる」など恐喝まがいのだまし文句も頻繁に見られる。
また、従来は、孫を装って高齢者をだます手口が主流だったが、最近は兄弟を装う手口も登場。二十代の被害者も出た。
県警は行政と連携し、高齢者を対象とした防犯講習会で防止策を実演、新聞折り込みチラシを配布している。今後は、対応要領を記した「電話シール」を配布していく。 (清水 俊介)
また捜査二課は昨年九月から今年一月にかけ、詐欺容疑で、金融機関の口座を不正に取得した男十三人を逮捕している。
男らは、転売目的で金融機関に計十一件の口座を開設した疑い。インターネットや情報誌を通じ、第三者に転売していたという。この中には「おれおれ詐欺」の犯人が振込先に指定した口座も含まれている。県警は売買ルートの解明と、実行役の特定を急ぐ。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/kgw/20040304/lcl_____kgw_____003.shtml