2004年03月04日(木) 20時51分
情報管理で最高責任者設置 ソフトバンクBBが対策(共同通信)
インターネット接続サービス「ヤフーBB」の顧客情報流出事件で、運営会社ソフトバンクBBは4日、社内に最高情報セキュリティー責任者(CISO)を置くことなどを盛り込んだ、情報管理体制に関する緊急対策をまとめ、3月末までに実施すると発表した。
CISOには阿多親市常務が就任。(1)すべての顧客情報に常時アクセスできる社員はCISOが認める3人とする(2)業務で社員が情報にアクセスした場合はIDや時間などを半永久的に保存する−など、情報の取り扱いを大幅に限定する。
社内にセキュリティーを強化したエリアを設け、入室を認証システムなどで制限し、入室者のIDや滞在時間を記録する。また派遣社員の契約内容を厳しくして、個人情報保護の教育を行う。
今後の中長期的な取り組みとして、顧客情報取り扱い作業の見直しや、危機管理計画の策定なども進める。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040304-00000223-kyodo-soci