2004年03月04日(木) 20時39分

ヤフーＢＢ情報流出、ソフトバンクが防止強化策（読売新聞）

　インターネット接続サービス「ヤフーＢＢ」の加入者情報流出事件で、サービスを運営するソフトバンクＢＢは４日、個人情報管理の強化策を発表した。今月末までに実施する。

　同社の常務を新たに情報管理責任者と定め、パスワードを与えられて顧客情報データベースに常時接続できる人数を社内の３人に制限する。それ以外の人物に業務上必要な場合に与えるパスワードも、一定期間を過ぎれば無効になるものに変更する。

　また、今回の事件で約４５０万人分の顧客情報がデジタル多用途ディスク（ＤＶＤ）に記録されて流出したことから、データベースから他の記憶媒体へコピーや印刷ができないようなシステムに変更する。

　顧客情報に社内の端末から接続した際の履歴も、これまで１週間しか保存していなかったが、半永久的に保存するよう変更。データベースがある部屋への入室は指紋認証を行うなど厳しく制限した上で、出入りした人物の記録や行動も定期的に確認するという。（読売新聞）

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040304-00000011-yom-bus_all