2004年03月04日(木) 19時21分
京都・浅田農産の鳥インフルエンザ 弁当業者へ納入、ゆで卵の一部が流通 /新潟(毎日新聞)
◇サンドイッチ用で流通
京都府丹波町の「浅田農産」船井農場の鳥インフルエンザ問題で、神奈川県厚木市の食品製造業者が同農場の鶏卵で作ったゆで卵600個が中越地方の弁当製造業者に出荷されていたことが3日、分かった。一部がサンドイッチ用の食材に使われたが、県は「加熱処理しているので安全性に問題はない」と冷静な対応を呼びかけている。
県生活衛生課に入った連絡よると、弁当業者は先月22〜28日に計5回、、ゆで卵を120個ずつ仕入れていた。このうち330個(サンドイッチ約270食分)を使ったが、浅田農産で陽性反応がでた27日以降は使用を中止し、残り270個は廃棄処分にしたという。
実際に消費された量は不明だが、同課の担当者は「(鶏と卵の)移動制限の前で、使用はやむを得ない。高温で長時間、加熱しているので、安全に問題はない。健康被害の報告もない」と安全性を強調している。【小畑英介】(毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040304-00000006-mai-l15