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生後3カ月の長女を暴行してけがをさせたとして、警視庁は4日、愛媛県東予市北条、自称カイロプラクティック治療師の飯尾哲太容疑者(45)を傷害の疑いで逮捕した。発覚時、長女の両足にはスタンガン(高圧電流銃)を押しつけたようなやけどの跡もあり、同庁は飯尾容疑者が長女に虐待を繰り返していたとみて調べている。
渋谷署の調べでは、飯尾容疑者は昨年3月10日午後、当時住んでいた東京都渋谷区恵比寿4丁目の自宅兼治療研究所のマンションで、長女(当時3カ月)の背中を強くたたくなどして全治2〜3週間のけがを負わせた疑い。飯尾容疑者は「子供の背骨が曲がっていたので治療した」と容疑を否認しているという。
数日後、長女の両足にやけどの跡があるのを見つけた妻(34)が病院に連れて行ったところ、医師に「スタンガンを押しつけた際にできるやけどのようだ。虐待を受けているのではないか」と指摘された。当時、自宅には護身用のスタンガンがあったという。飯尾容疑者は「おむつかぶれだ」と話していたという。
妻が「生まれて1カ月くらいから娘の背中や腹に打撲の跡があった」と問い詰めると、飯尾容疑者は「泣き声がうるさい。治療で泣かない子にしてやっている」などと説明。その後、妻は長女を連れて飯尾容疑者と別居し、渋谷署に被害届を出していた。現在、長女の傷は完治しているという。
(03/04 21:36)