2004年03月04日(木) 12時37分
<裁判官>2人を再任せず 最高裁(毎日新聞)
最高裁は3日の裁判官会議で、10年間の任期が切れ4月に再任時期を迎える判事・判事補174人のうち、2人を再任しないことを決め、本人に結果と理由を通知した。不再任は2年連続で、69年以降、簡裁判事を除き今回で7人になる。
裁判官の採用・再任は、今年度から第三者が適否をチェックする「下級裁判所裁判官指名諮問委員会」(委員長、奥田昌道・同志社大教授)が設けられ、指名権限を持つ最高裁は委員会の結論を尊重することが定められた。委員会は昨年12月に「6人が不適格」との答申を出した。今回、不再任となったのはこのうちの2人で、残り4人は自主的に再任希望を取り下げている。【清水健二】(毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040304-00001037-mai-soci