2004年03月04日(木) 12時01分
2裁判官再任せず=「資質、能力を考慮」−最高裁(時事通信)
最高裁は4日までに、今年前半に任期が切れる判事・判事補174人のうち2人について「裁判官にふさわしくない」として再任しないことを決めた。再任が認められなかったのは1969年以降、今回を含め7人になる。
裁判官は10年ごとに再任される。法曹3者や学者らでつくる「下級裁判所裁判官指名諮問委員会」(委員長・奥田昌道元最高裁判事)は昨年12月、再任希望者のうち6人について「再任は不適当」と答申。うち4人は再任希望を取り下げていた。
最高裁は3日の裁判官会議で、残る2人について答申通り不再任を決定。本人に通知し、理由を説明した。
不再任の理由について最高裁は「資質や能力などを総合考慮した」としている。 (時事通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040304-00000849-jij-soci