2004年03月04日(木) 08時36分
特大メニューを年内廃止 マックが減量アピール(共同通信)
【ニューヨーク3日共同】ハンバーガーチェーン最大手のマクドナルドは3日、米国内約1万3000店の通常メニューからフレンチフライと清涼飲料水の「特大」(スーパーサイズ)を年末までに段階的に廃止すると発表した。
同社は複雑になりすぎたメニューを合理化するためとしているが、米国民の肥満問題で攻撃の矢面に立たされているだけに、野菜、果物などの充実と減量メニューによって「健康路線」をアピールする作戦と業界関係者はみている。
フレンチフライの特大は約200グラム入り。特大廃止後は約170グラムの「大」が通常メニューでは最大となる。
同社は同業他社とともに、肥満食によって健康被害を与えたとして訴訟を起こされ、ニューヨークでは昨年、勝訴したものの、責任追及は止みそうにない。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040304-00000040-kyodo-soci