2004年03月03日(水) 20時37分
ソフトバンク事件で起訴 顧客情報使い恐喝未遂(共同通信)
インターネット接続サービス「ヤフーBB」の顧客情報を入手し、親会社のソフトバンクなどから現金を脅し取ろうとしたとして、東京地検は3日、恐喝未遂罪でヤフーBB加入代理店副社長湯浅輝昭(61)=北海道函館市=と会社員木全泰之(31)=愛知県岩倉市=の両容疑者を起訴した。
起訴状などによると、湯浅被告は1月21日、東京都中央区のソフトバンク本社で、印字した138人分の顧客情報を法務部長らに提示。「情報の流出を止めるために月数100万円、コンピューターへの侵入を防ぐために10億−20億円が必要だ」と現金を要求した。
湯浅被告はその後「約470万人分の顧客情報がある」とも話しており、警視庁は約455万人分の顧客情報が入ったDVDなどを押収している。
【編注】湯浅輝昭被告は1942年3月4日生まれ(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040303-00000248-kyodo-soci