2004年03月03日(水) 13時19分

複数のメーラーを使い分ける人は約4割（japan.internet.com）

インターネットコム株式会社 と 株式会社インフォプラント が行った、メーラーについての調査によると、37％の人が複数のメーラーを使い分けていることがわかった。

調査対象は自宅や職場でインターネットを利用している、全国の20代〜50代のユーザー300名。年齢層分布は、20代が27％、30代が46％、40代が21％、50代が6％だった。

調査によると、メーラー（電子メールソフト）を仕事や場所、シーンで使い分けているという人は37％だった。どのように使い分けているかという基準については、「メールアドレスごと」が最も多く29％、「職場/自宅」が25％、「仕事/プライベート」が21％と続いた。

何種類のメーラーを使っているかについては、「2種類」が最も多く68％、「3種類」が24％、「4種類」が5％、「5種類以上」という人も3％いた。

複数のメーラーを使用している人に、使っているメーラーの種類を選んでもらったところ、「Outlook Express」と「Web メーラー（ブラウザ）」の2つが、ほかを引き離して圧倒的に多かった。この2つを組み合わせて使っている人が多いものと思われる。なお調査では、Web メーラーは複数使っていても1つとしてカウントしている。

複数のメーラーを使用している理由としては、「間違えにくくなるから（会社員・37歳）」「整理しやすい（会社員・34歳）」など、“管理しやすさ”を挙げる意見や、「ウイルス・迷惑メール対策（アルバイト・29歳）」など“セキュリティ性の向上”を挙げる意見が多かった。その他、Web メーラーに対しては「便利だから」、キャラクターメールについては「使ってみたかった」などの理由が見られた。

では、1種類のメーラーを利用している人は、今後も他のメーラーには目を向けないだろうか。1種類のみの利用者に、利用中のメーラーに強化/追加したい機能があるか尋ねたところ、45％が「不満はない」と応え、残りの55％は何かしらの機能について強化・追加したいと答えた。現在抱えている不満を解消するメーラーに乗り換える、もしくは現在のものと兼用する可能性は十分あると見られる。（
調査協力： 株式会社インフォプラント ）



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