2004年03月03日(水) 20時00分
浅田農産出荷のゆで卵を消費 草津市の弁当業者(京都新聞)
滋賀県は3日、京都府丹波町の浅田農産船井農場で生産された卵が神奈川県厚木市の加工業者を経て、草津市の弁当業者でサンドイッチに使われ、滋賀、京都、大阪の2府1県のスーパーやコンビニ店で販売されていたと発表した。弁当業者が2月26日以前に入荷した卵は大半が既に消費されたと見られるという。
県生活衛生課によると、草津市の弁当業者が2月20日から26日に製造し、スーパー出荷したのは、浅田農産の卵を使ったサンドイッチ計1万191個。殻をむいた固ゆでの卵450キロと、殻をむいていない半熟の2520個が使われた。
弁当業者は出荷先から連絡を受け、27、八の両日、店頭に残っていたサンドイッチ183個を小売店から回収した。残りは既に消費されたか、賞味期限切れで店が廃棄した、と県はみている。
同課は「鳥インフルエンザは食品で感染した例がないうえ、卵は十分加熱されているので、食べても健康に問題はない」としている。(京都新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040303-00000106-kyt-l25