2004年03月03日(水) 19時55分
<ローソン>偽造チケット35枚 ネットオークションで販売(毎日新聞)
大手コンビニエンスストアのローソン(本社・大阪府吹田市)は3日、紛失したチケット用の台紙を使った偽造チケット35枚がインターネットオークションなどで販売されたと発表した。ローソンは同日、北海道警に盗難届を出した。ほかにも偽造チケットが出回っている可能性があり、同社ホームページなどでチケット番号を公開し、注意を呼びかけている。
ローソンによると、偽造チケットは2月28日と29日に東京都内で開催されたミュージカル会場で見つかった。チケットの番号から、札幌市内のローソンに納入された台紙から作られた偽造品であることが判明。同店を調べたところ、台紙106枚(チケット424枚分)がなくなっていることがわかったという。
台紙はA4サイズで、9ケタの番号で管理。台紙1枚につきチケット4枚を印刷でき、インターネットなどでチケットを予約した人が店舗に来れば、その場で台紙に印字して手渡す仕組み。同店では、昨年12月初旬に台紙を本部から仕入れた後、台紙の残数管理をしていなかったという。
偽造チケットは、インターネットのオークションや首都圏の金券ショップで、定価1万2000円のチケットが最高25万円で売られていた。
ローソンはチケットの真偽確認をカスタマーセンター(0120・36・3963)で受け付ける。【坂井隆之】(毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040304-00000045-mai-soci