2004年03月03日(水) 19時03分
ソフトバンク事件で起訴 顧客情報使い恐喝未遂(共同通信)
インターネット接続サービス「ヤフーBB」の顧客情報を入手し、親会社のソフトバンクなどから現金を脅し取ろうとしたとして、東京地検は3日、恐喝未遂罪でヤフーBB加入代理店副社長湯浅輝昭(61)=北海道函館市=と会社員木全泰之(31)=愛知県岩倉市=の両容疑者を起訴した。
起訴状によると、湯浅被告は1月21日、東京都中央区のソフトバンク本社で、印字した顧客情報を法務部長らに提示。「情報の流出を止めるために月数百万円、コンピューターへの侵入を防ぐために10億−20億円が必要だ」などと現金を要求した。
木全被告は1月17日から2月5日までの間、ヤフーBBを運営する「ソフトバンクBB」あてに「顧客名簿を100万件ほど持っている。1000万円以上で渡す」などの内容の電子メールを計5通送り、現金を脅し取ろうとした。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040303-00000218-kyodo-soci