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この顧客は「ソフトバンクはおわびとして500円分の商品券を配布するとしているが、慰謝料で1万円の最高裁判例もあり、納得できない」とし、出品の趣旨を「個人情報の価値を認識させるため」と説明している。
出品した個人情報は、ソフトバンクが流出を認めた名前や住所、メールアドレスなどで、先月28日にネット上に掲示した。3日午前現在、94件の入札があり、10万円の値が付いている。
入札に参加しているのは、出品の趣旨に賛同した人がほとんどとみられ「流出は許せない問題」「私も500円では納得できない」などのメッセージがオークションのページに寄せられている。
三重県桑名市で消費者問題を考える市民グループの世話人をしている加藤和也さん(46)は「大変おもしろい試み。10万円の値が付いたことで、ソフトバンクは流出の重大性を受け止め、個人情報の価値を見直すべきだ」と話している。
ソフトバンクでは「再発防止が最優先で、金券はおわびの気持ちを表したもの」と話している。
ZAKZAK 2004/03/03
http://www.zakzak.co.jp/society/top/t-2004_03/1t2004030321.html