2004年03月02日(火) 13時45分
きょう9省庁局長級集め対策会議 鳥インフルエンザ(共同通信)
京都府の高病原性鳥インフルエンザ問題で被害が全国的に広がり始めているのを受け、政府は2日、関係9省庁の局長級による対策会議を同日午後、官邸で開くことを決めた。
京都府の養鶏場の通報が遅れ、鶏や鶏卵が各地に出荷されていた事実が次々に判明。農水省の対応も後手に回っているため、省庁間の連絡を密接にし政府全体で鳥インフルエンザの感染、被害状況を把握、具体的な取り組みを決めるのが狙い。
福田官房長官は「今、(政府も)懸命に対応している。(被害の)拡大防止のため、関係省庁が持てる機能をフルに動員して対応している」と強調した。
対策会議には二橋正弘官房副長官をトップに農水省、厚生労働省、内閣府(食品安全委員会)、警察庁、総務省、環境省、文部科学省、経済産業省、防衛庁の局長級が参加。異常があった場合の早期発見、通報を徹底するための方策や、国と自治体間の連絡態勢も協議する。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040302-00000112-kyodo-soci