2004年03月01日(月) 23時33分
香川で羽毛から鳥インフルエンザウイルス(日経新聞)
京都府の鳥インフルエンザ問題で、同府丹波町の感染農場の鶏を入荷した兵庫県八千代町の食鳥加工会社処理場から、鶏の残がいを受け入れた香川県塩江町の加工場で、装置に付着した羽毛二検体に鳥インフルエンザウイルスが確認されたことが1日、分かった。香川県が発表した。
この業者は家禽(かきん)の残がいを飼料・肥料の原料に加工する「化製場」。他の地域から受け入れた残がいも処理していたが、同県は「兵庫からの分が感染していた可能性が高い」とした。トラックで兵庫から香川に運送した際、残がいを入れたコンテナのふたは開いていたが、香川県は「残がいは湿っており、羽毛などが飛散した恐れはない」としている。
従業員に異常は見られず、県は「羽毛などは加熱処理されたため、感染が広がる恐れは小さい」と説明している。念のため加工場などを消毒、営業自粛を要請した。〔共同〕(23:33)
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20040302AT3K0102D01032004.html