2004年03月01日(月) 21時20分
住基カード不正取得で逮捕 福島、借金の身分証明に(共同通信)
福島県警相馬署は1日、知人になりすまし住民基本台帳カードを申請し交付を受けていたとして、有印私文書偽造、同行使の疑いで福島県相馬市赤木鬼越、土建業吉沢利治容疑者(59)を逮捕した。
調べでは、吉沢容疑者は昨年11月26日、同市の男性(63)の住民票コードを使って住基カードの交付を相馬市役所に申請、受け取った疑い。
男性は吉沢容疑者に雇われていたといい、同署で吉沢容疑者が住民票コードをなぜ知っていたか追及している。
吉沢容疑者は昨年12月下旬、男性の年金を担保に金融機関から約200万円の借金をしており、同署は同容疑者が住基カードを身分証明に使ったとみている。
市役所は、申請書に男性の住所、氏名、生年月日、住民票コードが書かれていたため不正に気付かなかったという。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040301-00000222-kyodo-soci