2004年02月29日(日) 00時17分
大量死発生で慌てて出荷 京都の養鶏農場(共同通信)
京都府丹波町の養鶏採卵場「浅田農産船井農場」から、鳥インフルエンザウイルス陽性発覚前に生きたままの鶏約1万5000羽を出荷した浅田農産(兵庫県姫路市)の浅田肇会長は28日、大量死に気付いた直後に「死んだら引き取ってもらえない」と当初予定を早めて出荷していたことを明らかにした。
しかし、これが報道されたことを受けて同日夜、「予定を早めて出荷したというのは自分の想像だった」と、発言を修正した。
浅田会長は「(引き取り先の処理場には獣医師もいるので)原因がはっきり分かると思った。移動させてしまった判断が甘く、責任を感じている」と被害を拡散させたことを謝罪。日本養鶏協会(東京都)の副会長など業界関係の役職を辞任する意向を示した。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040229-00000003-kyodo-soci