2004年02月29日(日) 20時30分

侵入実験の最終結果を報告　長野県が審議会に（共同通信）

　長野県は２９日、県内３町村で昨年実施した住民基本台帳ネットワーク（住基ネット）の侵入実験に関して、町村が管理する部分で侵入できたとする最終調査結果などを、県庁で開いた県本人確認情報保護審議会（会長・不破泰信州大教授）に報告した。
　市町村のほか、総務省にも同様の内容を伝え、長野県と共同で侵入実験を行うよう求めていく。
　さらに県は（１）安全性に関する研修会（２）市町村の侵入実験への支援（３）安全なネットワークの整備─などの対策をまとめた。
　最終調査結果は、町村の庁内ＬＡＮ（構内情報通信網）で、システムの脆弱（ぜいじゃく）性を突いて侵入できたとして警鐘を鳴らしている。インターネットからの侵入はできなかったという。（共同通信）

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040229-00000139-kyodo-pol