2004年02月28日(土) 02時01分
流出顧客データは451万人=ソフトバンクが確認−孫代表が謝罪・恐喝未遂事件(時事通信)
「ヤフーBB」の顧客データをめぐる恐喝未遂事件で、ソフトバンク・グループの孫正義代表が27日、東京都内のホテルで会見し、会社役員湯浅輝昭容疑者(61)ら3人と会社員木全泰之容疑者(31)が持っていた個人データのうち、計451万7000人分が同社の顧客と一致したことを明らかにした。孫代表は「お客様や関係者に迷惑を掛け、心からおわびします」と謝罪した。
また、事件が発覚した今年1月まで、ホストコンピューターにアクセスした際に残るログは1週間しか残らない設定になっていたことも判明。流出当時の記録はないという。
孫代表によると、湯浅容疑者がソフトバンク側に渡したDVDなどには約460万人分、木全容疑者が持っていたフロッピーディスクには約56万6000人分のデータが記録されていた。
同社が照合作業を進めた結果、それぞれ約444万7000人分と約55万6000人分が顧客のものと判明。両容疑者のデータには、重複する部分もあったという。孫代表は「社員らを含め内部犯行も想定している」と述べた。 (時事通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040227-00000748-jij-soci