2004年02月27日(金) 00時00分
「手術ミスで妻が死亡」 夫らが賠償提訴(朝日新聞・)
青森市の県立中央病院で、担当医師が手術ミスをして術後も適切な措置を怠ったため、妻が(当時67)が死亡したとして、夫(71)ら遺族5人が同病院を管理する県を相手に5915万4千円の損害賠償を求める訴訟を青森地裁に起こした。
訴状によると、女性は健康診断で胆石と指摘されて、同病院を紹介された。03年4月、手術を受けたが、手術中、担当医がスコープで十二指腸に直径約1センチの穴を開けるミスを犯した。腹膜炎を防ぐため腹部を切開して洗浄する緊急手術も行われたが、洗浄などが不十分で同年6月に呼吸困難に陥ったが肺炎に対する措置も怠ったため亡くなった、としている。
同病院は「訴状の内容を検討した上で対応を決めていきたい」と話している。
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http://mytown.asahi.com/aomori/news02.asp?kiji=5975
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