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2004年02月27日(金) 20時50分

「オレオレ詐欺」など被害防止へ、門司署員7人がプロジェクトチーム /北九州毎日新聞

 ◇違法な訪問販売や「オレオレ詐欺」に気をつけて!−−寸劇や紙芝居使い、被害防止呼びかけ
 門司署は、お年寄りを違法な訪問販売や「オレオレ詐欺」などから守るための署員7人によるプロジェクトチームを結成し、寸劇や紙芝居で被害防止を呼び掛けている。今月19日には地域のお年寄りの昼食会で初の「出張公演」も果たし好評だった。【錦織祐一】
 門司区の65歳以上の高齢化率は26%で、市内では八幡東区に次いで高い。浄水器、白アリ駆除、消火器の訪問販売など悪質商法の被害が相次ぎ、同署は総務、生活安全、地域、交通課で昨年10月にチームを結成。休日に集まり内容の検討や紙芝居の作成、寸劇のけいこに取り組んだ。
 被害のパターンを(1)水道水で虚偽の実験をして浄水器を買わせる「実験商法」(2)屋根などの点検を装って問題点をでっち上げる「点検商法」(3)商品説明会場に長時間拘束し高額商品を押し付ける「催眠商法」(4)消火器などを見て「今のままでは危ない」と不安をあおる「不安付け込み商法」に区分。寸劇や紙芝居にした他、寸劇を収めたビデオも貸し出す。19日に松ケ江北地区のお年寄りの昼食会で披露した。
 チームリーダーの渡辺高・総務課被害者支援係長は「オレオレ詐欺も同じで、契約したり金を払う前にちょっと考えて、誰かに相談することが大事。公演に来られないお年寄りのためにも、対策を口コミで伝えてほしい」と話している。(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040227-00000001-mai-l40