2004年02月27日(金) 23時49分

４５２万人の情報流出確認　ソフトバンク事件（共同通信）

　記者会見で顧客情報等流出の経緯と対策について話すソフトバンクＢＢの孫正義社長＝２７日夕、東京都港区のホテル 　 　ソフトバンク恐喝未遂事件で、インターネット接続サービス、ヤフーＢＢを直接運営するソフトバンクＢＢの孫正義社長が２７日、東京都内で記者会見し、警視庁が押収した顧客情報と同社の個人情報を照合した結果、約４５２万人分が一致したと発表した。
　同社は、情報流出を招いた責任として、ソフトバンクグループ代表でもある孫社長を減給５０％、６カ月とするなど幹部らの処分を決定。流出ルートを解明するための調査委員会も設置した。
　現加入者全員や顧客情報が流出した解約者らに対しては、おわびとして５００円分の金券を配布することも決定。対応に約４０億円が必要という。
　同社によると、流出した顧客情報には現加入者のほか加入手続き中の人や無料体験キャンペーン申込者、解約者も含まれていた。
　情報が流出したデータベースは名前や住所、メールアドレス、申し込み日などを管理しており、クレジットカード番号やパスワードなどの信用情報を管理するデータベースとは別だった。（共同通信）

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040227-00000238-kyodo-soci