2004年02月27日(金) 23時02分

孫社長を半年間５割減給＝謝罪で１人５００円の金券−ソフトバンク（時事通信）

　ソフトバンクは２７日、孫正義社長の給与を６カ月の間、半額に減給すると発表した。高速インターネット接続「ヤフーＢＢ」の顧客データ４５１万人分の流出が確認されたのを受けた措置。宮内謙取締役と、子会社のソフトバンクＢＢ（東京）の筒井多圭志取締役も、ともに３カ月間３０％の減給とする。
　ただ、孫社長は同日夜の記者会見で辞任の可能性について、「責任は精いっぱい感じているが、ブロードバンド（高速大容量通信）事業を推進するのが自分の責務だ」と述べた。また、２００５年９月末までに６００万人の利用者を獲得するとの目標は「変更しない」と強調した。
　同社では謝罪として、データ流出が確認された人などに各５００円相当の金券を送付する。また、利用者などが自分の情報が流出したかを確認できるサイトを３月９日に開設する。　（時事通信）

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040227-00000785-jij-bus_all