2004年02月27日(金) 12時35分
<京都>鶏1万羽死亡 鳥インフルエンザの疑い(朝日放送)
京都府丹波町の養鶏場で、およそ1万羽の鶏が死亡し京都府が鳥インフルエンザの疑いがあるとみて簡易検査を行ったところ、5羽の鶏から陽性反応が出ています。
京都府によりますと、丹波町にある養鶏場で今月20日頃から毎日およそ1000羽、あわせておよそ1万羽が死んだということです。
これは、きのう府内の保健所に「丹波町の養鶏場で、鶏が毎日死んでいる」との匿名の電話が入ったことから発覚しました。
京都府がきょう未明から死亡した鶏と生存している鶏の簡易検査を行った結果、5羽の鶏から陽性反応が出ました。
また京都府は、けさ山田知事を本部長とした対策本部を設置し、養鶏場の立ち入りの規制、半径30キロ以内の鶏や卵の移動の自粛要請、既に出荷された卵や鶏肉の自主回収ことなどを決めました。
この養鶏場では、卵を1日16万個を京阪神に出荷していたことから、府では流通ルートの確認を急いでいます。
先日の大分での鳥インフルエンザの発生を受けて、京都府は今月19日に、この業者への立入検査を行っていましたが、業者は府に対して「異常なし」と報告していたということです。(朝日放送)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040227-00000001-abc-l26