2004年02月27日(金) 15時49分
オウム・松本被告に死刑判決(日経新聞)
地下鉄、松本両サリン、坂本弁護士一家殺害など13事件で27人の犠牲者を出したとして殺人罪などに問われているオウム真理教元代表、松本智津夫被告(麻原彰晃、48)の判決公判で、東京地裁(小川正持裁判長)は27日午後、求刑通り同被告に死刑を言い渡した。すべての事件について、弁護側は無罪を主張していたが、判決は有罪とした。
松本被告側はただちに控訴した。
1996年4月の初公判から7年10カ月、「教祖の犯罪」は厳しく断罪された。教団による一連の事件で、一審判決で死刑が言い渡されたのは12人目。松本被告はいずれの事件でも実行行為にかかわっておらず、同被告の指示や共謀が争われていたが、判決はすべての事件で共謀を認定した。(15:49)
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20040227NTE2IEC0827022004.html