2004年02月26日(木) 20時16分
海外メールで身元隠す 木全容疑者、匿名で取得(共同通信)
ソフトバンク恐喝未遂事件で逮捕された会社員木全泰之容疑者(31)は、現金を要求する際、匿名でも取得できる海外のメールアドレスを使ったり、愛知県内の家電量販店の体験コーナーにあったパソコンを利用したりしていた。
ソフトバンクなどによると、同社が脅迫メールの発信者を追跡調査。メールアドレスや文面からは差出人が分からないようになっていたが、添付されていた顧客情報のリスト作成者欄に木全容疑者の名前が残っており、身元が判明したという。
警視庁などは、木全容疑者が、自分の犯行と分からないようするのが目的だったとみている。
調べでは、木全容疑者は1月17日に「fuu fuu」という差出人名で104人分の顧客情報を添付したメールを送信。その後、2月6日までに4回メールを送信して「100万件分の顧客情報がある」と脅し、現金1000万以上を要求した。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040226-00000222-kyodo-soci