2004年02月26日(木) 19時06分
PW不正使用で情報流出か 権限ない社員も把握(共同通信)
ソフトバンク恐喝未遂事件で、ヤフーBBの顧客情報データベースにアクセスするパスワード(PW)が不正使用され、昨年12月までに複数回、情報が取り出されていた疑いが強いことが26日、警視庁捜査一課の調べで分かった。
関係者によると、PWは昨秋時点でシステム開発の社員ら132人に与えられていたが、アクセス権限がないのにPWを把握していた社員らがいたことが判明した。
同課は元政治団体代表で出版業森洋容疑者(67)らの情報は内部関係者が流出させたとみて、どの程度のソフトバンク関係者がPWを知っていたか調べている。
ソフトバンクによると、データベースにアクセスできるコンピューター室は全国で5カ所。入室には社員証以外にIDカードが必要だが、他人のカードでも入室可能。パソコン操作に必要なPWは3、4人ごとに1つ割り当てられていた。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040226-00000190-kyodo-soci