2004年02月26日(木) 12時17分

＜大阪＞アイフル１６億円申告漏れ（朝日放送）

消費者金融大手の「アイフル」が、融資の貸し倒れについて本来は認められないケースも損金処理し、所得税１６億円の申告漏れを指摘されていたことがわかりました。

関係者によりますと「アイフル」は、２０００年度と２００１年度に関する税務調査で、貸し倒れになりそうな融資のうち本来、貸し倒れ損失として認められないケースについても損失として計上し、あわせて１６億円を申告漏れと指摘されていました。

税務上、貸し倒れ損失として認められるのは、返済が１年以上滞り、催促しても返してもらえないケースなどに限られますが「アイフル」では、遅れがちではあるけれども返済が続いていたケースについても貸し倒れ損失に計上していたということです。

「アイフル」では「国税局と見解の相違があった」としていますが、過少申告加算税を含め、およそ５億円の追徴課税についてはすでに応じています。（朝日放送）

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040226-00000005-abc-l27