2004年02月26日(木) 01時35分
在日米軍向け牛肉を回収 沖縄でのO157検出受け(共同通信)
米農務省は24日(日本時間25日)、カリフォルニア州の食肉会社が在日米軍基地向けなどに出荷した冷凍牛肉が病原性大腸菌に汚染されている疑いがあるとして、同社が約4万トンの回収に乗り出したことを明らかにした。
対象となるのは同州のリッチウッド・ミート社が昨年8月11日に加工し、極東の米軍基地や米西海岸の小売店などに出荷した牛ひき肉など。
沖縄県薬務衛生課は25日、同県の米軍基地内で販売された冷凍ハンバーグを食べた女子中学生(14)と男子小学生(8つ)の姉弟が血便や腹痛などの食中毒症状を訴え、便から病原性大腸菌のO157が検出されたと発表した。
米側の回収はこれを受けた措置とみられる。(共同)(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040226-00000007-kyodo-soci