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湯浅容疑者はソフトバンク役員にDVD(デジタル多用途ディスク)などのディスク二枚を渡したりし「加入者約四百七十万人の個人情報が手元にある」と脅したことを認めている。ディスクには個人情報約四百六十万人分が入力されており、同課で実際の顧客情報か確認中だが、データが本物ならば、過去最大規模の個人情報流出に発展する。
調べでは、森容疑者らは一月二十一日、ソフトバンク本社を訪問。印字した百三十八人分の顧客情報を役員に見せ、海外での架空の合弁会社設立の出資金名目に現金二十億−三十億円や、毎月数百万円のコンサルタント契約料を要求した疑い。要求は数回にわたり、森容疑者が主犯格で、湯浅容疑者が交渉役だった。
湯浅容疑者は「顧客情報は海外で知人から入手した」と供述しており、同課で流出ルートの解明を急いでいる。
一方、同課は森容疑者らとは別に、ソフトバンクの関連会社「ソフトバンクBB」から現金一千万円を脅し取ろうとしたとして、恐喝未遂容疑で愛知県岩倉市東町、会社員木全(きまた)泰之容疑者(31)も逮捕した。
同容疑者は一月十七日から今月三日にかけ、同社にヤフーBBの顧客情報百四人分を電子メールで四回にわたり送り、情報を一千万円で買うよう要求した疑い。
木全容疑者は昨年六月まで一年ほどソフトバンクの関連会社に勤務。森容疑者らとは接点がないという。森容疑者らと木全容疑者が入手した情報には名前や住所、電話番号などが記されていた。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20040225/mng_____sya_____004.shtml